株式会社綜合キャリアトラスト

年末年始のお話

SAKURA長野センター 井口です。

このブログをごらんいただいている皆様にひと言ご挨拶を申し上げます。

2014年が明けました。 本年も宜しくお願いいたします。

午年を迎えて、去る年のことを申し上げるのは、気が引けるのですがこうした場を

お借りしてお伝えしたいことがありますので、どうかそのまま 読み進んでください。

 

歳前に、長野市役所から市内の福祉施設あてにお茶の寄贈があるので受け取りをと

ご連絡をいただきました。私たちのセンターは、一昨年5月に開設したばかりと

いうこともあり、そうした恩恵に浴することなど考えも及ばなかったことでした。

今回お声をかけていただき、早速暮れの12月25日に、頂戴してまいりました。

お茶の産地・静岡県の岩瀬 操様という方からのご寄贈で、秋番茶ということです。

写真①がそのお茶です。頂き物をすると満面の笑みになる私です。

 ①OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さて、ここからが本題であります。

12月26日にメンバー(利用者)さんと一年の埃を落とす「大掃除」を行い、小ざっぱり

したところで、茶話会を開催いたしました。その時の様子が 写真②であります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

茶菓も用意して、飲み物をと考えた時に岩瀬様のお茶を入れ、参加者で味わうことと

なりました。風味も良く、口々に「おいしい」と声が上がっておりました。

参加者に尋ねると、自宅でお茶を飲むことがほとんどない様子です。普段口にする

コーヒーの類とは違う味わいに、皆さんうれしそうでした。

年末に 温かな御志を頂戴いたしました岩瀬様、ありがとうございました。

当日茶話会に参加しました 20名近くのメンバーさんや、クルー(職員)に代わりまして

改めて御礼申し上げます。

そして、丹精込められましたおいしいお茶を ご馳走様でした。

一時には飲用できませんので、機会を設けましてじっくり味わいたいと思います。

 

久しく登場いたしませんでしたが、こうしてうれしいご報告の機会を与えていただく形に

なりましたことも重ねて御礼申し上げます。

私たちは、いただいた御厚志を違った形で、ひとりが次のひとり二人三人へと伝えていくことができる、気遣いについても学んでおります。そうして気持ちをつなげていける社会人、職業人となることを目指して、また明日からセンターでの研修に励みたいと思います。

 

ここまで読み進んでいただき、ありがとうございました。季節は本格的な寒さの時期となります。どうか体調を崩されませんように。こんな時期だからこそ、温かなお茶を味わいながら、ほっこりしてお過ごしください。また、御目にかかります。 

就職情報!!

Jさんは今年の4月ごろから、SAKURAセンターに、お仕事の件でご相談にこられていたメンバーさんでした。体験を経て10月から正式通所となり、今月から就労をされました。就職のために茶色かった髪の毛の色も変え、ピアスも取り、靴やかばんなど準備し、身なりも振る舞いも研修を通して整えられました。

就職に対する意欲が見られるようになった頃、めでたく内定を頂きました。

本当におめでとうございます。

仕事に対する姿勢は、本当の意味でこれから問われる事となり、当然評価もされていくわけですが、どんなお仕事でも一生懸命取り組めば、見ていてくださる方はいると思います。

頑張ってほしいです!!

 

 

私は昨年の12月ころから職場を辞めようと思っていました。

しかしなかなか決断できませんでした。

思い切って4月を目処に仕事を辞めることにしました。

たまたま新聞に掲載されていたSAKURAセンターの紹介記事を見て電話をしました。

高校卒業して社会人になりましたが、うまくいかなかったので、もうⅠ度スタートに戻ってやりたいと思い、いろいろな施設を見学しましたが、最終的にSAKURAセンターで学びたいと思いこのセンターに通う事を決めました。そして6月からSAKURAセンターに体験でお世話になりました。

その間に、介護職員初任者研修の資格を取得しました。

10月からSAKURA長野センターで正式に利用開始となり、マナー研修やパソコン研修に取り組みました。

そしてSAKURAセンターで行われた、仕事説明会に来られた某会社さんでの就職が決まりました。

今度の職場はコミュニケーションを取らないと成り立たない職場なので自分からコミュニケーションを取りたいです。

22才の私ですが、もう1度社会人としてスタートしたいと思います。

SAKURAセンターの皆さん大変お世話になりました。

 

(就労支援員 祢津)

おめでとうございます(^ω^)

こんにちは、就労支援員の日台です(^^)

年の瀬になってきましたね、長野市は本日雪が降っていました!

寒さ厳しくなりましたが寒さなんかに負けず乗り切りましょう!

 

12月にご就職決まった方がいらっしゃいます。

1年2ヶ月間センターで研修を受けました。

最初はデイケアに通いながらのセンター利用でしたが徐々にセンターに毎日通所するようになり今日に到ります。

笑顔が素敵なOさん、新しい職場で必要とされる人になることを願っています。

 

 

Oさんから頂いたお言葉を紹介します。

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 私は、2012年の9月からSAKURA長野センターへ通所するようになりました。SAKURAでは主にマナー・PCの研修を受けてきました。SAKURA長野センターを知るきっかけとなったのがデイケアでSAKURAに足を運んだのがきっかけでした。実は、SAKURAに通いたいと思ったのがSAKURAの見学に来てからあまり時間が経っていませんでした。でも、デイケアの方にソフトバレーの県大会があるのでその後でも良いのではないかと言われ9月から通所するようになりました。

SAKURAの研修にマナーの研修があり歩き方が足を引きずって歩いていると指摘があり足を引きずって歩かないようにしっかり足を上げて歩くようにしました。ある程度、指摘を受けてから歩き方を意識していたらいつの間にかのうちに足を引きずらなくなりました。また、お辞儀をする時に言葉をはっきりと言いおわってから頭を下げるなど初めて知ることもありました。他には、挨拶の漢字それぞれに意味があるということも初めて知りました。

PCの研修では、パソコンを教えてもらいながら行うということは今までありませんでした。主にタイピング、ワード、エクセルを行いました。タイピングは、最初の頃はタイピングではなくブラインドタッチと呼ぶものと思いましたがクルーの方からそれは古い言い方だということを教えてもらいました。タイピングは、始めた頃は速度が40台や50台だった気がします。それから1年と2ヶ月ぐらいしたら速度が180台に乗るようになりました。これもSAKURAに通いPCの研修や自己研修の時間にタイピングをやった成果ではないかと思います。

就職の方は、最初はクローズで企業に入社しようと考えていましたが体のことを考えクルーの方に自宅に来てもらい家族と話をしてオープンで企業を受けることになりました。

今まで、お世話になった方々本当にありがとうございました。

 

rinngo

“続” 芸術の……  就職の……

前回号のFさんより、退所にあたってコメントをいただきました。

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まず、はじめにセンター利用から就職に結びついたことを、クルー・メンバーの皆さんに深くお礼を申し上げます。大変お世話になり、ありがとうございました。

私がこのセンターに入所したのは去年の7月17日で、開設当初ということもあり、私が5人目と少人数でした。たぶん初々しいクルーの研修を知っているのは今のメンバーでは私だけだと思います(笑)。クルーと1対1の研修ということもありました。とっても雰囲気はアットホームだったと思います。私は一人暮らしをしていますのでセンターに来るまでは外にも出ず一日人と話さないことが多かったので、私にとってはセンターが研修や他者とコミュニケーションをとる大事な自分の居場所になっていきました。

研修も数ヶ月が過ぎると研修のカリキュラムも一回りし、就職活動を活発にしなければなりませんが、私はクルーから就職活動を促されてもあまり活発にしませんでした。求人は見るのですが、「これはちょっと無理かな…」「自信がないな…」とマイナス思考が出てしまい、行動せずに諦めていました。その反面センターの生活には一生懸命でした。

この流れを変えたのが職場見学から繋がった職場実習でした。毎日のセンターの生活でマンネリ化していた私の思考に刺激を与え、実務を通して段階的に向上心を呼び起こし、自信がついた経験でした。夏に2週間、秋に1ヶ月させていただいたのですが、夏と秋とでは気持ちの面で違いがあり、夏は「とりあえず…」秋は「まず…」という感じでした。これは前向きに行動できるかという違いで考え方が良い方向に変わったことは自分の成長だと思います。

センターの環境は研修の内容も充実しておりますし、同じ目標を持つメンバーもたくさんいらっしゃいますので、自分の行動しようという気持ちだけで十分成長できる場だと感じています。私の例では自分で求人票を見つけて就職という流れではなく、職場実習を経て就職でしたが、私にとってのチャンスには変わりないのです。自分がチャンスに巡り合ったときに行動できるかは日々の研修から学べると思います。

目標は就職が決まったからといって終わりではなく、次に職場に定着することが課題となってきます。私は就職先にてセンターで学んだ多くのことを活かし成長していこうと思っています。

最後に、今後の皆さんの活躍をお祈りしたいと思います。

“ありがとうございました。”

 

 

(就労支援員  祢津)

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芸術の… 就職の…

先々週、退所した元メンバーさんと一緒に坂原美菜さんのピアノリサイタルに行ってきました!!土曜日でしたので、就業された皆さんともお会いできる良い機会でした。

ピアノの演奏もとても素敵で、癒されました♪♪♪

 

 

さて、先月、新たにメンバーさんが就職されました!!

おめでとうございます。

 

私からみたメンバーのFさんは、就職の力は十分ついているのに、どこか自信がなく、なかなか1歩が踏み出せないでいる。そう感じる方でした。実習に行っても、「こんなこともできない私は必要ない人間だと思います。」と・・・

「必要な人材かどうかは、会社が決めることですよ。」という言葉を何度も伝えてきました。

そんな中、一般企業での実習を無事に終了まで行えた事が、自信につながったようです。

1カ月という実習の中で感じた事、それは、「当たり前の週末が、とてもうれしいものになった」という事だそうです。就職するまでは、曜日というものに対して特別な意識はしておらず、平日であろうが、日曜日であろうが、特に意識するものではなかったが、働くようになり、土日といってもただ寝ているだけではあるけれども、それでも大切な曜日なだと感じたそうです。

私たちは「仕事をしている」からこそ、お休みの日を大切に感じるという事なのかもしれません。日頃私は、特別に休日というものを意識したことはありませんでしたが、Fさんはお仕事をしていなかった期間があるからこそ、お休みの日の大事さを感じたのでしょう。それが、働くという事の1つなのかな。とお話を伺っていて思いました。

 

続く・・・

 

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(就労支援員 祢津)