こんにちは!
長野市平林で障害をお持ちの方の就職をサポートさせていただいております
障害者就労移行支援事業所 SAKURA長野センターのサービス管理責任者、井口です。
信州・信濃は今、晩秋を迎えております。
とうに稲刈りも済み、それまで実りを誇るかのような黄金色に
輝いていた田んぼは、刈取り跡が残っているだけで、色寂しい
限りです。
それとは対照的なのが、りんご畑の景色で赤・黄と色鮮やか
です。そうです、今日はりんごの話です。
りんごの旬はお盆頃から始まり、青みある「祝(いわい)」
や紅玉の改良種「つがる」が出回り、お供え物としても重宝
されていますが、今や11月末の霜降の頃まで収穫で忙しく
なるほど、多品種となっています。
少し前ですが、赤というより真紅の玉なりがとても鮮やかな
「秋映(あきばえ)」がありましたし、追うように出回る
「シナノスィート」と「シナノゴールド」があります。
この3種を信州では『りんご3兄弟』と呼んでいます。
さて、なぜ『りんご3兄弟』なのか、ご存知でしょうか。
秋映が9月下旬~10月中旬収穫で長男、次男がシナノスイート
(10月上旬~10月下旬・赤)、三男がシナノゴールド(10月中旬
~11月上旬・黄)となります。単に収穫、出荷時期から命名されて
いるわけではなく、3品種とも長野県生まれというのがミソになり
ます。
少し酸味が強かったり、また酸味少なく果汁が多かったり、酸味・
甘味のバランスが良いものとそれぞれに個性もあります。
古来イギリスでは、健康のために意識して食されてきたようで、
「一日一個のりんごは医者を遠ざける」ということわざまである
ようです。
深まりゆく信州の秋の味覚として、是非ご賞味あれ。
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