こんにちは。
長野市平林にあります障害者就労移行支援事業所 SAKURA長野センターの戸谷です。
先日、障害者の方の技能五輪 アビリンピックに参加してきました。アビリンピックとは全国障害者技能競技大会のことで障害を持っている方の競技大会です。今年もSAKURAセンターの利用者の方が競技に参加をしました。今年参加された方は、初めて挑戦したのですが、大会当日までデータ入力の練習問題や請求書の作成作業の課題を取り組むことができました。今日は参加した利用者さんの感想文を紹介させて頂きます。
アビリンピックの感想
アビリンピックに向けてまずは課題問題を何回も解いて問題になれることからはじめました。慣れるまでは問題を解くのに実際の与えられている時間の二倍の時間がかかりました。しかし、問題を何回も解いていくと、「ここをこうすればもう少し早く問題が解けるのではないか」とか工夫することができました。そしてなんとか本番までには制限時間以内に完成できる程度の速度まで上達できました。そのときに何度も問題を解くことはとても重要だと思いました。
本番当日は、自分自身はそんなに緊張せずにどちらかというととてもマイペースな状態を保てていたと思います。今まで練習していた成果を十分に発揮できるように頑張ろうと思っていました。まずは会場で使っているパソコンは今まで練習してきたパソコンとバージョンが違うのでそのことを頭に入れておきながら頑張って時間以内に問題を解きました。だから真っ白になって何もできないということがなかったので、そこはよかったと思います。しかし探すのに時間かかってしまい問題を終わりまで解くことができなかったのは残念でした。また出る機会があったときは練習していたパソコンと会場のパソコンのバージョンが同じでなくても今回よりもすらすらととければいいなと思いました。
周りを気にせず自分のペースを保って自己ベストを尽くせたことはとってもよかったと思います。アビリンピックに出てみてとてもいい経験ができたと思います。また機会があれば自分は出てみたいと思いました。アビリンピックでなくてもなにか皆さんも挑戦してみたいことがあったら何かに挑戦することは自分にプラスになると思います。
競技が終わったあとで、わざまる(アビリンピックの公式キャラクタ-!)と写真を撮って帰ってきました。大会直前は毎日PCで公開課題に取り組みましたね。繰り返し練習して問題を解く時間が半分になりました!
こうした経験は自分に自信がもてるようになりますね。アビリンピックで経験できたことを大切にしていきましょう!