株式会社綜合キャリアトラスト

SAKURA長野センター 開設3周年を迎えて

長野県北部に位置する長野市では、山桜、サトザクラ、ソメイヨシノが葉桜と名を変えて、今は八重桜があちこちで満開となっております。陽射しも一気に強さを増し寒さが続いた長い冬を忘れてしまったかのような、春爛漫の行楽の時候を迎えています。

一年前には、研修風景について触れ、利用者の方々の姿でフロアが満たされている情景をお伝えした記憶があります。

さて、3周年を迎えましたこの時期の状況ですが、利用者の方々が定員近く通われているにぎやかさに加えて、就職を実現されてこのSAKURA長野センターを巣立たれた方々も増えてきています。

そこで就職された方にも、私たちクルーにも課題となるのが、働き続ける=定着することであって、そのためには…ということになります。

就職した後1か月目は職場に慣れることも含めて早く過ぎてしまいます。しかし、日数月数に関係なく不安や悩みが出てきた時に、それをひとりで抱えたままではなく、上司や先輩の皆さんにも伝えられて解消・解決できるようになるかどうかが、継続につながるポイントになると思います。SAKURAセンターでは就労支援として、そういう時に迅速にサポートをしています。

 また、SAKURAセンターの研修では、例えば「こんな時、あなたならどうする?」といった場面想定のカリキュラムで対応について実践的に学んでいただく機会もあります。単なる座学を習得するのではなく、実際に悩んだり、困ったりしたことを身近な事例として学びあい、働く場で生きる術として身につけていただくように展開してきています。

 そうした対応や内容の出来・不出来については、既に就職された方々が一番の評価者となるわけですが、その結果は皆さんが現在も働き続けておられる状況が物語っていると言えば過言でしょうか。

そんな皆さんから、近況の連絡をいただいたり、直接センターに立ち寄っていただけることも少なくありません。時として働き続けられる自信に満ちた表情が見られることは私たちへの最大のご褒美とも思っています。

 季節は廻り、時5月。

SAKURA長野センターは、3年目に入り初年、2年目以上に多くの方々のご協力を賜り、成長し続けることができております。ありがとうございます。

こうした中で、私たちは利用者皆さんの「働きたい」を実現し、「働き続ける」をサポートする事業所として、質実ともにさらに充実したサービスの提供に努めてまいります。001

 

この一年も宜しくお願いいたします。 005004

       

 (サービス管理責任者 井口)

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