みなさん、こんにちは。
就労支援員の祢津です。
就職が決まり、8月からお仕事をスタートした方から、SAKURA長野センターで研修を終えて思う事を、コメントとしていただきました。
6月に企業様の見学を行い、体験実習などを経験し、内定を頂いてから8/1の入社日までは、緊張や葛藤、不安も本当はあったと思います。
それでも、センター最終日まで、1日1日大事に通所されて来ていた姿がありました。
就職することがゴールではなく、やりがいを持って長くお仕事を続けられるように支援していきたいと思います。
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自分には何が出来るだろう。何をしたいのだろう。それすらも解らないままSAKURAセンターに通い始めたのが、去年の11月でした。
昼夜逆転の不規則な生活、行く場所も無くただ家でゴロゴロしている毎日も飽きた頃、利用する事となった…きっかけとしては「ただ、なんとなく」がピッタリな言葉だと思います。
しかし、いざ研修が始まると、どんな些細なテーマでも「もっと知りたい」という意欲ばかりが湧きました。挨拶も姿勢も言葉遣いも含めたマナー、出来る人と出来ない人とではどれだけ与える印象が違うか。それによって周囲から受ける評価や対応に出る違いに驚き納得しました。
知識を蓄えるばかりでなく、共に研修を受けるメンバー皆さんと接して、一人ひとりの付き合い方や、話し方、考え方は、当たり前だけれど十人十色。日々お互いに高め合い、支え合い、励まし合い。時には意見をぶつけて衝突もしました。
自分の意思は自分だけのもの、けれど世界は決して自分中心には回っていない。それを学び、試行錯誤の毎日でしたが、私は6月末に内定を頂きました。
5月第4週と7月に5日の計10日間、企業様で実習をさせて頂き、センターから就職された方々よりも職場に慣れる時間を比較的多く設けて頂けたと思 います。そのおかげか、就職直前(7月31日)でも不安は然程感じていませんが、センターに通い、午前・午後と研修を受け、メンバーと接する。そんな日々 が終わってしまう寂しさは拭えません。
自分の意思で行動し、自分の手でチャンスを掴み、自分の頭で考えて決定した私の人生ですが、SAKURAセンターで過ごした9ヶ月は宝物であり、今後の糧として大切にしてゆきます。
メンバーはもちろん、クルーも含めたSAKURAセンター全員に。皆様と関わっていた時間に。大きな声で「ありがとうございました!」と言わせてください。
(Tさんより)