就労に向けたメンバーさんの頑張りと私たちの誠意

こんにちは。
就労支援員 倉金です。

松本は、台風やら秋雨やらで足元の悪い日がたびたびではありますが
実習生やメンバーさんも休まず通所できている、これも皆さんの就労にむけた
意欲の現われだなといつも思っています。

 

SAKURA松本センターが4/2にopenした春の暖かい季節から、暑い夏をこえて
そして収穫の秋!長野は稲刈りがはやくて10月だとききました。

メンバーさんも私たちも稲のように成長してきました。
それを実感する出来事を2つ紹介したいとおもいます。

 

実は、私たち松本センターがopenする前にお取引企業様にご協力をいただき
浅間温泉文化センターというところで「合同説明会」という企業と障がいの

ある方のコミュニティーの場を提供させていただきました。

現在SAKURAセンターにお越しいただいているメンバーの方の中に
私がこの合同説明会で相談対応をさせていただいたり、会場でお会いした方が

2名いらしゃいます。私はその方々の希望や状況に沿って就労に向けた訓練や

その方々が活躍できるための場を開拓しています。

 

そのうち1名のYさん。
当センターにお越しになられたばかりのころは、どこか逃げ腰な言動が

目立ち、課題に立ち向かうというよりは促されて取り組むような様子でした。
それが今の彼は、自分自身で「就労にむけて、センターでしている作業には
作業自体ではなくてクルーのニーズ(自分が求められているもの)があると

思うんだけど・・・」と相談してこられるようになったのです。
こういう発想が身についたこと、それを勇気を持って伝えられたこと

SAKURAに毎日来て研修を受け、彼自身が努力された成果ですよね!と感動を

彼に伝えて共有した次の日、取引企業様からうちのエリアで1名障がいのある方

で働きたいって方いない?とお電話を頂いたのです。まるで、私たちの会話を

聞いていたかの様なご連絡にとても感謝!

 

そして、もう1名のKさん。
私は、Kさんのご年齢も考慮して、彼が社会で必要とされ続け活躍する為に
時には心を鬼にして言いたくないことも端的な言葉で、失礼かな?とか、

こんなことを私から言われたら嫌かな?とおもいつつその分一緒に目標を追う

覚悟をきめてなんども「ニーズにあっていない(求められていない)ことは時に

相手からみて、お節介とかそんなことをあなたにいわれる必要ないとか」って

事になってしまうのですとか「今はそれではないですよね?」とか「その言い方や態度では・・・」 とさいさんにわたりお話させていただきました。

この支援内容や、それに答えるKさんの姿は関わる支援者に共有して

就労先として候補になるようなところがあればと会議も重ねてまいりました。

 

そんなある日・・・。
諏訪にある企業様から、求人開拓員の方のおかげもあり「Kさんの状況や

SAKURAでの支援等を聞き、ぜひあってみたい、実習も検討したい」とお話

いただいたのです。

これらの関わりを通じて、就労に向けて日々頑張っていらっしゃるメンバー

さんの目標を一緒に達成していくために必要なことは、企業様へのプレゼンも

そうですが、本気で向かい合い、目標を共有しあきらめずに働きかける

『誠意』こそ支援するということであり、人と本気で向かいあうということ

なのではないかなと思いました。このことをいつも心に持ち続けてメンバー

さんの輝くみらいを一緒によろこべる人であり続けたいと思っています。

 

これ以外にも、就労に関する相談を親御さんからや、見学・体験の方から日々頂いております。1人でも多くの方に上記のようなエピソードをお届け

できるようクルー一同頑張っていきます。

 

ぜひ、就労に興味のある方は、松本センターを見にまたは相談に

いらしてください。

 

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